I see the world where...... グーグルグラスの動画を見て夢想。今宵も一人酔っ払う私であった

I see the world, whrere all things is recoreded always, whenever and whatever you are. So the God is resurrection at last. People judge each other themselves not in the court,but by the source of anytime recording data. Anyone can not lie because of anytime recording. Once you lie, the data will disclose what you said. That is what I imagine tonight. What do you think about it ? Please tell me.

歴史上初という触れ込みの、グーグルグラスの録画によるリアルファイトの様子がYoutubeにアップされている。


この動画を見て、僕の夢想は、常時24時間世界中の至るところで録画録音されている世界というものに飛躍した。2000何十年代かわからないが、その時は必ずやってくると思う。いまでさえ、劣悪な労務環境のエビデンスとして黙って録音することが問題になっているが、これは自己防衛の一貫だか、これがいきつく先は全ての人が全ての行動を記録する社会だと思う。

そのような社会に至っては、犯罪の立証が赤子の手をひねるように容易く、なぜならば犯罪現場の録画録音データを関係者から入手すればことたりから。そのような社会では、嘘偽りのようなものはことごとく実行が困難になる、なぜならば嘘や虚偽が、個人の発言記録から後日用意に追求可能となるから。

なにが言いたいかと言うと、そのような四六時中録音録画が個人でなされている社会においては、悪事を働くことが非常に難しくなるということだ。悪事を働いた本人はもとより、関係にする全ての人間をとりまく録音録画データが常に記録されており、用意に追求可能となることが見越されている世の中であえて悪事に手を染める人間がいるだろうか?

かつていまよりも信仰心が篤い社会が、日本だけでなく世界にはあった。そこでは、悪事の抑制が働くメカニズムに、「神様が見ている」「悪い子をすると地獄に堕ちる」というような神を代表とする超常的な存在が、個人の行いを常時見られているという前提が篤信な人間には備わっていた。

いつのころからそのような信仰心は科学の進歩を理由にするまでもなく、いつしか忘れされていった。

その2000何十年かの社会では、この神のような存在が見ているという状態が、常時録音録画システムによってついに実現するのである。言うなれば神の具現化と言っても良い。

当初はまだ一部の個人が勝手に録音録画を、一日のなかで重要と思われるタイミングだけ記録することにとどまるだろう。しかし、いつしか個人のプライバシーを犠牲にしてでも、社会全体、政府によって個人の行動記録システムの装備が必須になる社会が到来すると僕は予見する。

政府によってその社会が実現した暁には、当初の目論見よりもはるかに進んだ形で犯罪の抑止に役立つであろう。常に記録されている状態で誰が悪いことなんかしようと思うだろう。いや、誰も思わない(反語)

冒頭にあげたグーグルグラスで撮った喧嘩の動画はそんな社会を、金曜日の夜に酔っ払っている俺に夢想させた。酔うと、英語脳が活発になるみたい。


あ、いつのまにか4時だ。外は白んできた。はよ、寝よ。

おやすみ、エブリバディ。

nikka.jpg

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