金額相応のサービスという考え方

 マクドナルドの接客や対応がなっていなかったとして、ブチ切れるのはもうやめたいと思う。

 鬼の首をとったように、年端もいかない高校生のアルバイトの子にミスを指摘しながらブチ切れるのはみっともない。

 しかも、怒って指摘しても、相手もなんで怒られているのか、何が悪かったのか分かってないことが多い。

 「申し訳ありませんでした」という言葉と反省する様を引き出すまで、怒りのボルテージをあげて怒るから、相手のレベルが低い場合は、非常にパワーを使ってしまう。

 相方は、僕が感情にまかせて怒ることに辟易している。

 対照的に彼女はそういう場合は努めて冷静な口調でサービスのミスを指摘する。

 感情的であろうと冷静な口調であろうと、言われたほうは???ってなってたり、悪びれる様子もない場合は、分かるまで指摘を続けることになる。

 分からせるというところでパワーを消費していることには変わりない。

 相手から「すみませんでした」という言葉を持ってして終了になるわけだが、その瞬間はスッとしても、いつもすぐに精神的な疲労感を覚える。

 この疲労感を感じなくするためにはどうしたらいいか?

 こういうもんだと、受け入れればいいのだ。

 これが、3万、5万もする新地の寿司屋や、一泊10万オーバーのリッツ・カールトンでの出来事なら、私も価格に見合ったサービスではないと、気になった時点でとことん言えばいいと思う。
 
 マクドナルドで怒ったとしても、たかが100円500円ほどの世界の話だ。

 そこにリッツ・カールトン並の気配りや対応を求めてもしょうがないだろう。

 サービスへのクレームは値段相応に。

 ジューシチキン・セレクトを頼んだら6分かかりますと言われて待って、10分待たされたとしても、そう心がけようと思う。

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